2019.11.27
住宅の外壁塗装が劣化した際に起こる症状のひとつとして「塗膜の剥がれ」があります。
この塗膜の剥がれはどのような原因で起こり、補修するためにはどういった作業が必要なのでしょうか?
外壁塗装の剥がれは、経年劣化のほかに施工不良でも起こります。
施工不良による塗膜の剥がれは、下地処理・洗浄の不足、下地材のミスマッチなどが原因です。
もし、施工からそれほど時間がたっていないにもかかわらず塗装が剥がれてしまった場合は、施工不良の疑いが高いため、業者に状態を確認してもらうようにしましょう。
もうひとつの原因である経年劣化については、使用する塗料の種類によって目安となる年数が変わります。
外壁用塗料の耐用年数は、
ウレタン:約7年
シリコン:約10年
フッ素: 約15年
無機塗料:約15年
とされており、この年数を過ぎると塗装の剥がれが起こりやすくなります。
もちろん、劣化の度合いは塗装を施した場所の環境に左右されるので、一概に耐用年数を過ぎると塗装が剥がれるというわけではありません。
しかし、剥がれが無くとも耐水性の低下などといった症状が出ている可能性があるので、耐用年数が過ぎる前にできる限り早めの塗り替えリフォームを考えておきましょう。
外壁塗装に剥がれが起きた場合、どうやって修理するのでしょうか?
塗装剥がれの修理方法は、通常の外壁塗装工程と同じで、剥がれた部分の塗装をきれいに取り除き、下地処理をしてから新しい塗料を塗るという流れになります。
そのため、経年劣化による剥がれが起きている場合は家全体の外壁塗装を塗り直す外壁塗装リフォームで対応するのが一般的です。
施工不良や外的要因で部分的な剥がれが生じた場合については、剥がれた部分のみ下地処理からやり直して再塗装を行うことが多いようです。
外壁塗装が剥がれた場合の修理方法は、経年劣化による全面再塗装の場合は約100万円が目安です。
ただし、全面再塗装は通常の外壁塗装リフォームと同じ作業のため、使用する塗料の種類や外壁の面積などによって費用は大きく変わります。
部分的な補修を行う場合については、剥がれの原因や面積によってこちらも大幅に費用が変わるため、まずは塗装業者に調査を依頼し、見積もりを立ててもらうと良いでしょう。
塗装が剥がれた部分は雨水が染みこみやすくなるため、そのまま放置していると建物が傷んでしまいます。
もし、雨漏りなどの被害が起きると、傷んだ構造物まで交換しなければならず、塗装だけの場合に比べ費用が大幅に増大します。
塗膜に触れると白い粉が付着するチョーキングや微細なクラック、塗膜の浮きなど、剥がれが起きる前に発生する劣化症状を見逃さず、被害が発生する前にリフォームなどで対応し、修理費用の増加を防ぎましょう。確認が難しい、確認する暇が無いという方は、当社の「お家の健康診断」をご利用ください。塗装を含めた外壁全体の状態を診断士がしっかりと調査します。
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