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屋根の塗装リフォームはコストと耐用年数のバランスで考えよう

2020.01.22

屋根の塗装リフォームを行う際に気をつけたいのがコストと耐用年数のバランスです。 高性能な塗料を使用すれば耐用年数は長くなりますが、それだけ施工コストがかかるため、想定していた施工費用を上回ってしまうかもしれません。 今回は各種塗料・屋根材ごとの基本的な耐用年数と費用についてご紹介していきます。  

屋根用塗料の耐用年数はどれくらい?

屋根の塗装リフォームで一般的に用いられている塗料の耐用年数と特徴を見てみましょう。
塗料の種類 耐用年数 塗料の特徴
ウレタン樹脂系塗料 約6年 施工性が高くコストも比較的抑えられるが、やや耐用年数が短い
シリコン樹脂系塗料 約8年 耐久性に優れており、コストと耐用年数のバランスも良い
フッ素樹脂系塗料 約13年 耐候性・防汚性が高く耐用年数も長いが、施工コストがやや高め
ピュアアクリル塗料 約13年 耐久性・防水性の高さが特徴だが、やや施工性が悪くコストも高め
  この表の耐用年数とは、塗料が本来の性能、例えば防水性や防汚性などを十分に発揮すると考えられる期間のことで、塗料メーカーが公表しているものを参考にしています。 同じ種類の塗料でもメーカーによって公表されている耐用年数には多少の違いがありますので、施工される際には各製品の仕様に記されている耐用年数を参考にしてください。  

屋根塗装は耐用年数と施工費用のバランスで考えよう

リフォームにかかる費用となると、ついつい工事の際に支払う総額で考えてしまいがちですが、大切なのはかかった費用と耐用年数のバランスです。 例えば、フッ素樹脂塗料で屋根塗装を行い、費用が約45万円かかったとします。 同じ条件の屋根にウレタン系樹脂塗料を施工した場合、費用相場的に約30万円から35万円ぐらいで施工できることが多いため、単純なコストだけならウレタン系樹脂塗料の方が大幅に安上がりです。 しかし、耐用年数を考えた場合、フッ素樹脂塗料は約13年ですがウレタン系樹脂塗料は約6年が目安のため、単年あたりのコストはフッ素樹脂塗料の方が安価です。 つまり、できるだけ長期間使用しつつ建て替えまでのメンテナンスコストを抑えたい場合はフッ素樹脂塗料やピュアアクリル塗料などの長寿命塗料を使用した方が良いということになります。 ウレタン系樹脂塗料などはランニングコストはやや劣りますが、施工コストの面で有利ですので、定期的に屋根の色を変えたいという場合や、建て替え時期が近い場合などに使用すると良いでしょう。    

屋根リフォームは塗装と葺き替えのどっちがおすすめ?

屋根のリフォームには、屋根材の塗装を塗り直す塗装リフォームと屋根材そのものを交換する葺き替えとがありますが、どちらを選ぶと良いのでしょうか? 基本的に、屋根材の傷みが少なく、部分的な補修で十分対処できる場合には塗装リフォームを選び、全体的に屋根材そのものの老朽化が見られる場合には葺き替えリフォームを選びます。 特に屋根材だけでなく屋根の下地部分まで腐食や劣化が見られる場合には、塗装だけで対処することができませんので、葺き替えリフォームでの対応です。 ただし、葺き替えリフォームは塗装リフォームに比べ施工コストが割高、場合によっては約3倍かかることもあるため、可能なら塗装リフォームを選んだ方がコスト的には優しいと言えます。 屋根材そのものが劣化して大掛かりなリフォームとならないよう、以前ご紹介した見極め方で状態の定期的な確認をお勧めします。 https://protimes.saneki.co.jp/blog/2522/