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屋根の塗装リフォームはなぜ必要?メンテナンスの理由とは

2019.12.18

屋根のリフォームというと、屋根材の張り替えや重ね張りを行って屋根材そのものを新しくするイメージがありますが、屋根材に塗装を施す塗装リフォームも広く行われています。

この塗装リフォーム、建物のメンテナンスを目的として行われているのですが、なぜ張り替えでなく塗装が選ばれるのでしょうか?

屋根の塗装リフォームが必要な理由と、どのようなメンテナンス効果があるのかについてみていきましょう。

 

屋根は住宅を保護する重要な部位

屋根をはじめとする住宅外装は、雨が建物内に入るのを防いでいます。

特に雨は空から降るもののため、屋根が防水に果たす役割はとても大きく、何らかの理由で屋根の防水性が低下するとあっという間に建物が雨漏りを起こして劣化してしまうのです。

とは言え、一般的な屋根材は短いものでも約10年、長いものになると数十年もつと言われているため、屋根の劣化による雨漏りについてはそこまで気を配る必要は無いように思えます。

 

 

屋根材の耐用年数は短くなる場合もある

屋根材として一般的に用いられている製品には、スレート、ガルバリウム鋼板、日本瓦、セメント瓦などがあります。

これらの屋根材はどの製品も基本的に高い防水製を備えていますが、実は素材そのものに防水性や耐水性があるというわけではありません。

防水性や耐水性があるのはあくまで屋根材の表面に施されたコーティングのため、屋根材の耐久性は基本的にこのコーティングの耐久性とイコールです

つまり、陶器と同じ製造方法で表面に硬いガラス質のコーティングがある日本瓦は耐用年数が長く、塗装のみで防水しているスレートやセメント瓦は耐用年数が短いのです。

特に塗装によるコーティングについては、太陽光などの気候条件によって劣化度合いが大きく変わるため、立地条件次第では想定されている耐用年数よりはるかに短い期間で耐水性が失われてしまう可能性があります。

 

屋根の塗装リフォームで屋根材を守ろう

コーティングの劣化による屋根材の傷みを予防するために必要なのが、定期的な塗装メンテナンスです。

劣化したコーティングの変わりに新しい塗料を塗れば、失われた耐水性などの性能が戻り、屋根材や建物が傷むのを予防することができます。

また、塗装リフォームの際に断熱性や防音効果のある塗料を選べば、夏の暑さや雨の音が室内に伝わるのを抑えられるようになるため、メンテナンスと同時に快適性の向上も可能です。

 

外壁塗装と合わせて費用を削減

屋根の塗装リフォームの際には外壁の塗装リフォームもセットにした方がお得です。

屋根や外壁のリフォームは高所作業のため、施工の際に足場の設置が欠かせないのですが、この足場の設置費用が1回あたり約10万円から20万円かかります。

両方の工事を同時に行うことで足場の設置及び解体を1度にまとめることができるため、費用がお得になるというわけです。

また、リフォームを1回にまとめれば、打ち合わせの手間や現場確認の手間もまとめられるので時間的なコストも削減できます。

費用面や工事期間など、同時リフォームについてもっと詳しく知りたいという方は、下記リンクより気軽にご相談ください。

 

https://protimes.saneki.co.jp/contact/

 

 

 

 

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