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屋根塗装はいつ塗り替える?塗り替えを見極める劣化のサインとは

2020.01.08

 

以前公開したこちらの記事では、なぜ屋根の塗装が必要なのかについてご紹介しました。

https://protimes.saneki.co.jp/blog/2504/

 

今回はこの記事に続いて、屋根材別にどのような状態になったら塗り替えリフォームを行うと良いのか、その見極め方についてご紹介していきます。

 

屋根材の耐用年数はあくまで目安

屋根の塗装リフォームは、屋根材の耐用年数や寿命を元に行うのが一般的です。

しかし、目安に合わせるのも良いのですが、地域によってはメーカーが公表している耐用年数より劣化が早く進行したり、遅く進行したりすることがあります。

これは、日差しの強さなどの環境の違いが原因なのですが、もし耐用年数より劣化のタイミングがずれているにもかかわらず、目安に合わせてリフォームを行うとどのような問題が起こるのでしょうか?

 

まず、想定より耐用年数が短くなっている場合です。

この場合は単純に屋根の耐水性などが低下するため、雨漏りなどが発生し建物が傷む可能性が高まります

また、瓦屋根の場合は瓦の固定が弱まるため、台風などで瓦が落下する可能性も高まるでしょう。

 

次に耐用年数が長くなる場合についてです。

極端な話ですが、耐用年数が想定より長い、屋根材が長持ちしている場合でもそのままリフォームして問題はありません。

屋根がしっかりと家を守っている状態でリフォームできるため、家へのダメージが抑えられますし、屋根材の破損なども防げます。

強いて問題点を挙げるとするならば、きれいな状態でリフォームすることになるため、なんとなくもったいない気がすることでしょうか。

 

屋根の劣化症状を知って適切なタイミングでリフォームを行おう

屋根の塗装リフォームは屋根材だけでなく建物を守る重要な工事です。

もし劣化が進んだ場合、建物に大きな損傷が発生し、場合によっては大掛かりなリフォーム、修繕が必要になることもあります。

そのような事態を防ぐためにも、屋根に起こる劣化の症状と、症状別の緊急性について知っておきましょう。

 

屋根の状態別リフォームタイミング

屋根に現れる劣化の症状別に、リフォームのタイミングについてご紹介します。

 

できるだけ早く屋根塗装リフォームが必要な症状

すぐに補修、リフォームしなければ危険だと考えられる症状は、

・瓦の滑落

・棟板金の変形、釘抜け

・漆喰の劣化や破損

などです。

瓦が滑落、破損した状態は雨水の浸入を防ぐことができなくなりますし、棟板金の変形や漆喰の劣化でも同様の症状が現れます。

これらの症状の発生は屋根から建物を守るための防水性が失われつつあることを表していますので、できる限り早急にリフォームを実施してください。

 

緊急ではないが急いだ方が良い屋根の症状

すぐに補修が必要なほどではありませんが、できるだけ早めにリフォームを考えた方が良い症状には、

・藻やカビの発生

・屋根材の変形

などがあります。

藻やカビは生えただけならそれほど問題にはなりませんが、そのまま放置すると根によって塗膜や表面の防水層が侵され、防水性が低下し雨漏りなどが起こりやすくなるので注意が必要です。

屋根材の変形については、小規模ならまだ防水性をある程度確保できますが、放置するとさらに変形が進みますし、場合によっては小規模な変形でも雨漏りを起こすことがあるため、一度状態をプロに確認してもらった方が良い症状です。

 

色褪せは劣化開始の合図

屋根の色が新築時より色褪せているのは、屋根の劣化がはじまっているという合図です。

ただ、色褪せがわずかに発生しているだけの場合はまだ十分な保護性能が確保されている可能性が高いため、それほど慌てる必要はありません。

とはいえ、屋根の色褪せは劣化のシグナルですので、早めに塗り替えリフォームの準備を進めておくことをおすすめします。

 

屋根の状態はどうやって確認すると良い?

実際に自宅の屋根の状態を確認するには、どのような方法を採ると良いのでしょうか?

簡単な方法としては、

・二階建ての住宅なら二階から一階部分の屋根を確認する

・平屋なら少し離れた場所から双眼鏡などで屋根を確認する

の2つがおすすめです。

実際のところ、屋根に登って至近距離で確認するのが最も精度が良いのですが、高所作業になるため個人で行うのはおすすめできません。

もし屋根の状態をしっかり確認したいという場合には、当店をはじめとするリフォーム専門店にご連絡いただき、屋根の状態確認やリフォームについてご相談ください。

 

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