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金属屋根の種類

2016.06.17

屋根材には材質や形状など様々な種類があります。

本日はよく使われる屋根材の1つである金属屋根の種類をご紹介します。

金属屋根の種類

①トタン

トタンは鉄板を亜鉛めっきで覆ったもので、それを屋根材として用いたのがトタン屋根です。亜鉛の犠牲防食作用を利用して、鉄板のみの場合よりもさびにくく加工したものです。比較的安価なので、工場や倉庫に多く利用されています。

トタン

 

②ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は55%のアルミニウムを含む亜鉛合金でめっきしょりされた鋼板です。めっき層にアルミニウムを含んでおり、トタンの約5倍の耐久性と熱反射性をもちます。もとの表面は銀白色ですが、塗装を施すことで、耐久性を向上させ、カラーバリエーションも豊富になります。近年一般住宅で多く使われています。

ガルバ

③ステンレス

基材にステンレスを使用した鋼板を屋根材にしています。耐久性・耐食性・強度に優れています。表面に塗装を施すことでさびを防いで使用します。非常に高価なので、住宅にはあまり使用されていません。

ステンレス

④銅

銅板は伸縮性・加工性が高く、大気中で保護膜を形成するので、高い耐久性を持ちます。空気に触れると酸化し、色の変化が起きます。この変化は、地域や環境によって異なります。

銅

⑤チタン

チタン板は軽量で、強度・熱反射性にも優れた屋根材です。高価で加工性にやや劣るという面もありますが、浅草寺の屋根に使われたこともあり、注目されています。

チタン

皆さんのご自宅はどの材料になりますか?

材料によって劣化状況のチェックポイントやメンテナンス方法が変わってきますので、必ず専門家にチェックしてもらうようにしましょう!

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