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サイディング壁の特徴とメンテナンス方法

2019.07.10

住宅の外壁に多く用いられるサイディングとは?

サイディングとは、住宅外壁の仕上げに用いられてる外壁材で、さまざまな材質で作られた板状の製品を釘などで固定して施工するのが一般的です。 サイディングの原材料は、タイルなどと同じ陶器製のものと、アルミやガルバリウム鋼板などを用いた金属製のものが主流ですが、古くから日本で用いられてきた建材である木材もサイディング用に用いられています。

サイディングごとの特徴とメンテナンス方法

一口にサイディングと言っても、用いられている素材によって特徴やメンテナンス方法は様々です。 それぞれの材質別に、サイディングの特徴とメンテナンス方法についてご紹介します。  

金属系サイディング

金属系サイディングは、アルミに塗装を施したものや、鋼板にメッキを施したものが主流で、軽量で高い耐久性が特徴のサイディングです。 軽く薄い外壁材のため、既存の壁材に重ねて施工する重ね張りリフォームにも向いています。 また、塗壁などから金属系サイディングにリフォームすれば、建物重量を軽減することができるため、耐震性の向上にも効果的です。 メンテナンス方法は、サイディングそのものに歪みや大きな傷がある場合は、部分的に新しいサイディング材に交換し、傷等が無い場合は塗装で対応します。  

窯業系サイディング

窯業系サイディングとは、タイルなどと同じく、陶土を成型し焼き上げて作られるサイディング材です。 基本的な性能はタイル外壁と同じですので、老朽化しにくく、見た目も長期間維持することができます。 また、窯業系サイディングは陶器でできているため、耐火性が高いのも特徴です。 ただし、素材そのものの防水性が低いため、表面のコーティングが劣化すると雨漏りなどが起こることがありますし、地震や台風などで強い力が加わった際にひび割れ等を起こすこともあります。 メンテナンス方法については、金属製サイディングと同じく塗装または部分的な交換の他に、サイディングボードの隙間に充填されているシーリング材の打ち直しや追加も必要です。  

木質系サイディング

杉などの木材を材料に作られているのが木質系サイディングです。 1枚板タイプのものと合板系のものとがあり、木目を重視するなら1枚板タイプのものがおすすめですが、耐久性等を考慮する場合は合板系を選ぶと良いでしょう。 メンテナンス方法は、定期的な清掃とクリア塗料による塗装です。 ただし、クリア塗装では既に劣化してしまっている場合、劣化部分を隠すことができないため、他のサイディングとは違い、劣化がはじまる前に塗装を施さなければなりません。 また、経年劣化による風合いの変化も起こるため、部分的な交換も行いにくい点にも注意が必要です。  

サイディングは細かなメンテナンスが重要

サイディングは外壁材ですので、基本的には長期間利用し続けることができるように作られています。 しかし、限界までメンテナンスを行わなかった場合、サイディング材そのものが劣化してしまうため、大掛かりな工事を行ってサイディングの張り替えや重ね張りといったリフォームを行わなければならなくなります。 定期的に洗浄や塗装といったメンテナンスを行っていれば、サイディング本体の劣化を抑えることができるため、メンテナンスにかかるコストも抑えることができるでしょう。