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低汚染塗料が汚れにくい理由とは?

2019.08.07

低汚染塗料はどんな製品?

住宅の外壁に用いられる塗料の中に、『低汚染塗料』というものがあります。 これは、読んで字のごとく汚染が低い、つまり汚れにくいという塗料です。 リフォームや新築時に住宅外壁にこの低汚染塗料を使用すれば、外壁の洗浄を行う回数を減らすことができるだけでなく、長期間美しい状態を保ち続けることができるでしょう。  

低汚染塗料はどんな塗料?

住宅外壁は、日夜雨やほこり、排気ガス、直射日光などに晒されており、定期的にメンテナンスを行わなければ、すぐに汚れやカビ、苔が付着してしまいます。 特に苔やカビは、発生すると専用の洗剤を用いて洗浄する必要があるため、予防するにはこまめな清掃で発生を抑えるか、そもそも生えないようにするしかありません。 低汚染塗料では、塗料の中に防カビ剤や防藻剤を配合したり、そもそもカビや苔が生えるきっかけとなる汚れの付着を抑えたりすることで、カビや苔の発生を抑えています。  

低汚染塗料が汚れにくい理由とは?

低汚染塗料が何故汚れにくいのか、それは塗膜の親水性が高いことが理由です。 親水性とは、水と結びつきやすい性質のことで、塗装の場合は水を完全に弾かず、表面に薄く水が広がるような状態のことを表しています。 外壁汚れの原因には、土埃などの他に排気ガスが含まれていますが、排気ガスはガソリンや軽油などを燃焼させた煙が元のため、基本的には油性、つまり撥水性の高い汚れです。 通常の塗料で仕上げた外壁の場合、このような油性の汚れが付着すると、塗膜となじんでしまうため、水を掛けるだけでは落としきることができません。 しかし、親水性の高い塗料には、油を弾く性質があるため、一時的に汚れが付着したように見えても、実際には表面に汚れが浮き上がっているような状態となります。 そのため、雨が降ったり水を掛けたりすると、塗膜と汚れの間に水が入り込み、汚れをそのまま洗い流すことができるというわけです。   また、上の画像で書かれているように、低汚染塗料では親水剤を塗装表面にできる限り緻密に配置することで、細かな汚れが塗装の隙間に侵入するのを防いでいます。 その他にも、低汚染塗料の中には静電気を帯びにくい成分を配合することによって汚れを防止しているものもあり、代表的なものとしては、アステックペイントの超低汚染プラチナリファインなどが人気です。 アステックペイントの超低汚染リファイン  

低汚染塗料を使用するメリット

低汚染塗料を使用した場合のメリットは、汚れにくさによるメンテナンスの減少ですが、これ以外にもいくつかのメリットが付与されている製品もあります。 先ほど低汚染塗料としてご紹介したアステックペイントの超低汚染リファインの場合、低汚染塗料だけでなく、遮熱塗料としての機能も含まれており、一度の施工で汚れにくさと遮熱機能を建物に持たせることができます。 また、遮熱塗料は通常、表面が汚れると遮熱性能が低下してしまうのですが、超低汚染リファインの場合は低汚染機能が含まれているため、遮熱性能の妨げとなる汚れがつきにくく、遮熱性能をより長く機能させることが可能です。 住宅外壁は、汚れやカビ、苔などが付着すると劣化しやすくなります。 低汚染塗料を使用すれば、塗装を守るためのメンテナンスコストが抑えられるだけでなく、美しい状態を長く保つことができるでしょう。